5月, 2018年

新しいまちづくりのために成田ニュータウンの再整備を

2018-05-17

成田ニュータウン等、市街地開発事業は良好な居住環境が整備されていますが、高齢化率の上昇及び人口減少が見込まれる地域では、都市基盤を有効活用し、若年層を中心に居住誘導を図っていく必要があります。成田市立地適正化計画の中で、市の活力を維持するため、空港機能拡充に伴い増加する空港内従業員等に、就業の場だけでなく居住の場としても選ばれるまちづくりを進める必要があると、今後の市街地の都市機能強化の方向が示されています。そこで、約500haの市街地を有し、事業開始から50年となる成田ニュータウンの再整備による新しいまちづくりを提案します。その第一歩としてまずは、UR団地の活用についてUR都市機能との協議を進める時です。

 

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この表(国土交通省ー観光の現状等について ー)は観光の面からの分析ですが、定住人口の増加こそが、まちの活性化の要であることが読み取れます。成田市は空港機能拡充等により定住人口の増加が見込まれる全国でも数少ない市です。そのためには成田ニュータウンの再整備は喫緊の重要政策です。

「議論力の養成を‼」 ―小学校の英語教育義務化で思うこと―

2018-05-17

 

小学校で英語教育の義務化がスタートしました。私は英語教育に反対するものではありませんが、グローバル人材を育成するためには外国語を学ぶだけではないと考えます。
どんなに言葉が達者でも議論ができなければ交渉も進みませんし、議論を交わすためには、その議題や事柄について学び、知識がなければ話し合いに参加することもできません。
私は、1972年から約1年間政府交換留学生としてメキシコで学びました。外務省での事前研修で講師の先生は、ホームスティ先でスペイン語は学ぶのだから、国費留学生とし皆さんが学ぶことは「日本」ですと話されたことを、今思い出しています。
外国人が日常になっている成田にあって、語学力と議論力を兼ね備えたファシリテーション(会議の場で議論を促す能力)ができる人材の育成を期待しています。

 


「祖国とは国語」藤原正彦/著

国家の根幹は、国語教育にかかっている。国語は、論理を育み、情緒を培い、すべての知的活動・教養の支えとなる読書する力を生む。国際派の数学者だからこそ見えてくる国語の重要性。全身全霊で提出する血涙の国家論的教育論「国語教育絶対論」他、ユーモラスな藤原家の知的な風景を軽快に描く「いじわるにも程がある」、出生地満州への老母との感動的な旅を描く「満州再訪記」を収録。(新潮社HPより)


 

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